ぷらぷら

 

 放課後暇ができたので、チンチン電車を撮りに来た。百合アニメの聖地巡礼のため雑司ヶ谷のなんたらという宣教師の家に行こうとしたら不幸なことに休館で、うな垂れている私を背後からチンチンと嘲笑ってきたそいつは名を都電荒川線という。決して東京さくらトラムなんかではない。

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適当に、春を歩く@天竜浜名湖鉄道

 春、久方振りに磐田市の祖父母宅へ里帰りした。そこで二日程世話になったのち、ただ東京へ帰るのも勿体ないな、と思い訪問したのが天竜浜名湖鉄道である。行程は磐田を出る前の晩、時刻表と小一時間ほど睨めっこして適当に考えた。本数は一時間に一本と、良いとも悪いとも言えない非常に微妙なものだったが、例によってジグザクさせたり徒歩移動を発動させたりして事なきを得た。

 天竜浜名湖鉄道は、かつて東海道本線の掛川から新所原を結んでいた国鉄二俣線が三セク転換された路線で、その全長は約67kmと、比較的長いものとなっている。構造的には御殿場線と似ており、真ん中あたりに主要駅として存在する天竜二俣の二駅隣、西鹿島という駅を起点に浜松まで遠州鉄道が伸びているのが特徴である。山の麓の田舎町で三セク同士が乗り入れている駅は割と珍しいと思う。

 券売機で切符を買って(私は窓口でフリー切符を買った)、時間が来たら改札が始まるという至極一般的なローカル線風情を体験し、列車に乗り込む。車内はボックスシートであった。丁度通勤時間帯だったが、各席一人か二人ずつ座り、余裕のある状態で列車はお決まりのディーゼル音を響かせ、ゆっくりと発車していった。

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鹿島鉄道の"証"を巡る旅+α

 

 スマホの目覚ましを3時にセットしたのは何時ぶりであろうか、長らく一人旅はご無沙汰であった。とは言っても、2カ月くらいだが。

 北浦和の駅前の富士そばが潰れたので、日の出前から営業する飲食店は松屋のみとなってしまった。駅横の地下道を通り入店した松屋は当然の如く貸し切りで、こんな少ない需要を受け入れ、24時間灯りをともし続けてくれる店の方には本当に頭が上がらない。

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知らん島へ行った

 何も知らぬ土地を導かれるままに訪れるというのは楽しいものである。大抵の旅行は最低でも事前に12時間ほどはGoogle mapと時刻表と乗換案内とを交互に穴があく程見つめ、そして一分たりとも遅れは許されない完璧な予定を立てて行くものであるが、それが一切必要ないのだから、気楽極まりないことだ。ゆえに時間という概念なぞ地球の裏に置いてきたも同然である。

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